【保存版】愛犬と暮らす家で危険な観葉植物・庭木一覧

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「観葉植物を置きたいけど、うちの子が食べたらどうしよう……」

「庭にある植物、犬に危険なものがないか心配……」

イタグレや日本スピッツと暮らす飼い主さんから、こんな相談をいただくことがあります。

実は、私たちが何気なく飾っている観葉植物や、
庭に植えている樹木の中には、犬が食べると中毒を起こす危険な植物が意外と多いのです。

特にイタグレやスピッツの子犬のような好奇心旺盛な子は、

葉っぱをカジカジしたり、落ちた花びらを拾い食いしたりすることも。

この記事では、犬の植物中毒を防ぐために知っておくべき危険な植物を、
室内の観葉植物と庭木・外構の植物に分けてわかりやすく解説します。

難しい成分名や専門用語は省いて、「結局どうすればいいの?」がすぐわかる内容にまとめました。

ぜひブックマークして保存版としてお使いください。


目次

この記事でわかること

  • 室内で「絶対に置かない方がいい」観葉植物

  • 庭や外構で注意すべき樹木・草花

  • 犬が植物を食べてしまったときの対応

  • 犬と安全に暮らすための植物選びのポイント


なぜ犬は植物を食べてしまうのか?

まず、「なぜ犬は植物を食べるの?」という疑問からお話しします。

1. 好奇心
特に子犬や若い犬は、目の前にあるものを「とりあえず口に入れてみる」習性があります。
イタグレの子犬時代は特にこの傾向が強く、ちょっと目を離した隙に観葉植物をかじっていた……なんて話もよく聞きます。

2. 退屈しのぎ
留守番中や運動不足のとき、暇つぶしとして植物をかじることがあります。
日本スピッツのような活発な犬種は、エネルギーが有り余っているといたずらに走りやすい傾向があります。

3. 胃腸の不調
草を食べて吐こうとする行動は、犬の本能的なものとも言われています。ただし、これが危険な植物だった場合、かえって症状を悪化させてしまいます。

4. 味や食感への興味
単純に「葉っぱの食感が好き」という犬もいます。

いずれにしても、犬は「これは毒だ」と判断して避けることができません

だからこそ、飼い主が環境を整えて、危険な植物を犬の生活圏から排除することが大切なのです。


【最重要】「絶対に置かない」べき植物

ここで紹介する植物は、少量でも命に関わる可能性があるものです。

「管理を徹底すれば大丈夫」ではなく、
「そもそも置かない・植えない」が正解です。


ソテツ・サゴヤシ

ソテツ イメージ

観葉植物として人気のあるソテツやサゴヤシ(サイカス)。
南国風のおしゃれな見た目ですが、犬にとって最も危険な植物のひとつです。

食べるとどうなる?

数時間以内に嘔吐、下痢、よだれが出る

その後、ふらつき、震え、発作などの神経症状

どれくらい危険?

種子を1〜2個食べただけで死亡した例が報告されています。死亡率は30〜50%という報告もあるほど。

オレンジ色の実(種子)が特に危険ですが、葉や根にも毒性があります。

結論
イタグレやスピッツと暮らす家庭には、室内にも庭にも絶対に置かない方が安心です


キョウチクトウ

チョウチクトウ イメージ

街路樹や公園、庭木として植えられていることが多いキョウチクトウ。ピンクや白の美しい花を咲かせますが、全草に強い毒があります。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢、腹痛

  • 心臓に直接作用して不整脈を起こす

  • 重篤な場合は突然死することも


どれくらい危険? 葉っぱを数枚食べただけで致死的になる可能性があります。
乾燥した落ち葉でも毒性は失われません。

注意点
散歩中に落ちている葉や花を拾い食いする危険があります。キョウチクトウが植えられている公園や道を散歩するときは、特に注意してください。


スズラン

すずらんイメージ

可憐な見た目とは裏腹に、スズランは犬にとって非常に危険な植物です。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢

  • 心臓の動きが乱れる

  • 重篤な場合は死亡することも

特に注意すべきこと
スズランを生けた花瓶の水を飲んだだけでも中毒を起こす可能性があります。

切り花として室内に飾ることも要注意ですね!


ジギタリス(キツネノテブクロ)

ジギタリス イメージ

イングリッシュガーデン風の庭にジギタリス植えられることがあるジギタリス。
釣鐘型の美しい花ですが、花から根まで全部が危険です。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、血便

  • 心臓の動きが乱れる

  • 痙攣を起こすことも

園芸店で普通に販売されているため、知らずに庭に植えてしまうケースがあります。犬がいる家庭では避けましょう。


【要注意】室内の観葉植物で気をつけるもの

次に紹介する植物は、食べても即座に命に関わることは少ないものの、
強い痛みや体調不良を引き起こすため注意が必要です。

「置くなら管理を徹底する」が基本です。


ポトス・モンステラ・ディフェンバキアなど

イメージ

人気の観葉植物の多くが、実は犬には要注意です。

該当する植物

  • ポトス

  • モンステラ

  • ディフェンバキア

  • アンスリウム

  • アロカシア

  • カラジューム

  • フィロデンドロン

食べるとどうなる?

  • 噛んだ瞬間から口の中が強く痛む

  • 激しいよだれ、顔をこする仕草

  • 舌や口が腫れる

  • ひどい場合は呼吸が苦しくなることも

これらの植物は、葉に含まれる成分が針のような結晶になっていて、
噛むと口の中に突き刺さります。

多くの犬は痛くて少量しか食べませんが、
子犬や小型犬では症状が重くなることがあります。

対策

  • 犬が絶対に届かない高い位置に吊るす

  • 犬が入らない部屋にだけ置く

  • 落ちた葉もすぐに片付ける


アロエ

アロエ イメージ

健康や美容に良いイメージのあるアロエですが、犬が食べると体調を崩します

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢、腹痛

  • ぐったりすることも

多量に食べたり、もともと体調が悪い犬では、
点滴などの治療が必要になることもあります。


ポインセチア

ポインセチア イメージ

クリスマスシーズンに人気のポインセチア。
「犬に危険」とよく言われますが、実際はどうでしょうか。

食べるとどうなる?

  • よだれ、嘔吐、下痢

  • 皮膚につくと軽いかぶれ

実際のところ 命に関わることは少ないですが、子犬やイタグレのような小型犬では症状が強く出ることがあります。

クリスマス時期は部屋に飾りたくなりますが、犬の届かない場所に置くか、造花で代用するのがおすすめです。


アイビー(ヘデラ)

アイビー イメージ

壁面緑化やハンギングプランツとして人気のアイビーも、
犬には注意が必要です。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢、よだれ

  • 皮膚につくとかぶれることも

  • たくさん食べるとふらつくことも

垂れ下がった葉が犬の興味を引きやすいので、
設置場所には注意しましょう。


ユリ・チューリップ・ヒヤシンス

ユリは猫には絶対NGの植物として有名ですが、犬も注意が必要です。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢、よだれ

犬では猫ほど重篤になることは少ないとされていますが、環境省も「犬・猫に有毒な植物」として注意喚起しています。

「犬だから大丈夫」とは言い切れないので、
ユリの切り花を室内に飾ることは避けた方が安心です。


【庭・外構】屋外で気をつける植物

次に、庭や外構に植えられることが多い危険な植物を紹介します。


ツツジ・サツキ・シャクナゲ

日本の庭に非常によく植えられているこれらの植物。実は犬にとって危険です。

食べるとどうなる?

  • よだれ、嘔吐、ぐったりする

  • ふらつき、心臓の異常

  • ひどい場合は痙攣や意識がなくなることも

注意点 あまりにも身近な植物なので、危険だと知らない方が多いです。

庭でイタグレやスピッツを遊ばせる場合は、これらの植物に近づけないよう注意しましょう。
柵で囲ったりと対策が必須です✨


スイセン・チューリップ・ヒヤシンス

イメージ

春の庭を彩る球根類ですが、特に球根部分が危険です。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢、腹痛、よだれ

  • たくさん食べると血圧が下がったり、痙攣を起こすことも

注意点
犬は土を掘り返して遊ぶことがあります。
埋めた球根を掘り出してかじってしまう事故が起きやすいので、
植える場所には注意が必要です。

球根を植える場所と犬を遊ばせる場所を分ける、柵で囲うなどの対策をおすすめします。


アジサイ

アジサイ イメージ

梅雨の時期に美しい花を咲かせるアジサイも、犬には注意が必要です。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢、食欲がなくなる

  • たくさん食べると呼吸が苦しくなることも

通常は軽い症状で済むことが多いですが、
小型犬や子犬では注意が必要です。


彼岸花

ヒガンバナ イメージ

秋に真っ赤な花を咲かせる彼岸花。
田んぼのあぜ道や公園でよく見かけます。

食べるとどうなる?

嘔吐、下痢、腹痛、よだれ

  • たくさん食べると神経症状が出ることも

注意点
散歩中に見かけることが多い植物です。
特に球根が危険なので、犬が掘り返さないよう注意してください。


【番外編】庭の「食べられる植物」で気をつけるもの

観葉植物や庭木以外にも、家庭菜園や果樹で犬に危険なものがあります。


ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニラ・ニンニク)

ネギ イメージ

ネギ類は、犬に絶対に与えてはいけない食べ物の代表格です。

食べるとどうなる?

  • 数日後に貧血を起こす

  • 赤い尿が出る

  • ぐったりして元気がなくなる

注意点
症状が出るまで数日かかることがあるため、「食べたけど大丈夫だった」と油断しがちです。

家庭菜園でネギ類を育てている場合、
畑に入らないよう柵を設けるなどの対策が必要です。
少量でも繰り返し食べると危険です。


ブドウ・レーズン

レーズン イメージ

ブドウは、犬が食べると腎臓を壊すことがわかっています。

食べるとどうなる?

  • 嘔吐、下痢

  • 数日以内に腎臓がダメージを受ける

  • おしっこが出なくなることも

注意点
庭にブドウの木がある場合、落ちた実を犬が食べないよう徹底した
管理が必要です。レーズン(干しブドウ)も同様に危険です。


犬が植物を食べてしまったときの対応

万が一、愛犬が危険な植物を食べてしまったら、
どうすればよいのでしょうか。


❌ やってはいけないこと

自己判断で吐かせない

ネットで「塩を飲ませて吐かせる」という情報を見かけることがありますが、これは絶対にやめてください

塩の過剰摂取は別の中毒を引き起こし、かえって危険です。


✅ すぐにやるべきこと

1. 動物病院に電話する

まずは、かかりつけの動物病院に電話してください。
夜間や休日なら救急病院へ。

伝えること

  • 何を食べたか(植物の名前がわからなければ「観葉植物の葉」などでOK)どれくらい食べたか(ひとかじり? 葉っぱ1枚?)

    いつ食べたか

  • 今、症状が出ているか

2. 植物の現物か写真を持っていく

何を食べたかがわかると、獣医師が適切な治療をしやすくなります。

花、葉、球根、植物についていたラベルなど、できるだけ持っていきましょう。スマホで撮った写真でも大丈夫です。

3. とにかく早く病院へ

特に以下の植物を食べた可能性がある場合は、一刻も早く動物病院へ行ってください

  • ソテツ・サゴヤシ

  • キョウチクトウ

  • スズラン

  • ジギタリス

  • スイセンの球根

早く処置できるかどうかで、その後の経過が大きく変わります。


犬と安全に暮らすための植物選び

最後に、イタグレやスピッツと安全に暮らすための植物選びについてまとめます。


「置かない・植えない」が正解の植物

以下の植物は、犬がいる家庭には持ち込まないことを強くおすすめします。

  • ソテツ・サゴヤシ(少量でも死亡例あり)

  • キョウチクトウ(葉数枚で致死的)

  • スズラン(花瓶の水も危険)

  • ジギタリス(全草が危険)

  • スイセンの球根(掘り返して食べる事故多発)

「うちの子は植物に興味ないから大丈夫」と思っていても、何かの拍子に口にしてしまうことはあります。
リスクをゼロにするなら、置かないのが一番です。


「置くなら管理を徹底」する植物

以下の植物は、適切に管理すれば置くことも可能です。

  • ポトス・モンステラなど → 高い位置に吊るす、犬が入らない部屋に置く

  • アロエ → 手の届かない場所に

  • ポインセチア → クリスマス時期は特に注意、造花で代用も◎

  • アイビー → 垂れ下がる葉が届かないように

  • ツツジ・シャクナゲ → 庭で遊ばせるときは近づけない


比較的安全とされる観葉植物

ASPCA(米国動物虐待防止協会)のデータベースで「犬に対して非毒性」とされている植物の例です。

  • パキラ

  • アレカヤシ

  • ガジュマル

  • エバーフレッシュ

  • ペペロミア(一部の種類)

  • カラテア(一部の種類)

ただし、「非毒性」でもたくさん食べれば胃腸の調子が悪くなることはあります。
また、品種によって毒性が異なる場合もあるため、購入前に確認するのがおすすめです。


まとめ——愛犬の安全は「知ること」から始まる

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

犬の植物中毒は、飼い主が知識を持ち、環境を整えることで防げる事故です。


「置かない・植えない」が正解の植物

  • ソテツ・サゴヤシ

  • キョウチクトウ

  • スズラン

  • ジギタリス

  • スイセンの球根

「管理を徹底」すれば置ける植物

  • ポトス、モンステラなど → 高い場所に

  • アロエ、ポインセチア → 届かない場所に

  • ツツジ、シャクナゲ → 庭では近づけない

庭・家庭菜園の注意点

  • 球根類は犬が掘り返さない場所に

  • ネギ類、ブドウは犬が入れないように

万が一食べてしまったら

  • 自己判断で吐かせない

  • すぐに動物病院へ電話

  • 植物の現物か写真を持参


イタリアングレーハウンドも日本スピッツも、好奇心旺盛で活発な犬種です。

「うちの子は大丈夫」と思わず、「もしも」に備えて環境を整えておくことが、愛犬の命を守ることにつながります。

この記事が、あなたと愛犬の安全な暮らしのお役に立てれば幸いです。


【参考にした情報】

  • ASPCA Animal Poison Control Center

  • MSD/Merck Veterinary Manual

  • Pet Poison Helpline

  • 環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」


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